物流業界にどのようなイメージをお持ちですか? 労働改革がニュースでも取り上げられていたことから激務で低賃金な仕事と考えるか方も多いかと思います。

しかし、逆手に取れば労働環境が改善された今、うまく自分の時間を作りながら働くことができる注目の職業なのです。何といってもネットショッピングの利用率の増加に伴いは業績が右肩上がりなのが物流業界。今回はそんな運送業で働く将来性、労働条件の現状についてご説明します。

これからの物流業界に明るいイメージを持っていただけるかと思います。

■ネットショッピング人気に付随する運送業の需要

この10年で私たちの生活に最も変化をもたらした存在と言えば、多くの方がスマートフォンを思い浮かべるのではないでしょうか。その影響で変化したものの一つが買い物のスタイルです。

総務省の統計によると、過去10年のネットショッピングの個人利用率は全年代平均で7割を超えており、年代を問わず浸透してきたと言えます。24時間注文することができるのは忙しい現代の日本人にとってはとても魅力的ですよね。また、商品が自宅に届くという利便性に高齢者からの需要もさらに高まることが期待されます。

そして、注文された商品が手元に届けられる過程で不可欠なのが荷物の運送。機械化によって失われていく仕事が出てきている中で、運送業は将来的にも人手が必要な職業と言えるでしょう。

■都内での需要

■レンタルした施設にて撮影を行っています。

2018年第1四半期の物流施設市場動向では、首都圏の新規供給・新規需要ともに過去最高を記録し、実質賃料も上昇したことが発表されました。稼働状況はエリア間で大きな差が出ており、特に東京の軽貨物運送はさらに需要が増していくとされています。

軽貨物の増加に伴い、住宅が密集している東京だからこそ地方に比べ配送の荷物が多いことはもちろん、2020年には東京オリンピックが開催されますます需要が高まることが期待されます。

■労働条件が見直された物流業界

最近では、需要が高まるがゆえに問題視されていた運送業の稼働状況を改める取り組みも行われています。国土交通省では運送の対価としての「運賃」及び運送以外の役務等の対価としての「料金」を適正に収受できる環境を整備するとしています。

以前は送料無料や全国一律の企業施策により荷物が増えるばかりで大変な配送を強いられていました。しかし、近年運送業の大きな見直しが行われ、国で規定が定められたことによって価格競争に歯止めをかけました。また、2017年には運行管理計の装着義務拡大や荷待ち時間の記録を義務化されました。

このように、現在物流業界では労働条件を改善すべく様々な施策が実行されております。

■普通免許があればOK!働きやすい軽貨物運送

近年、B to Bよりも個人宅などの小口配送のニーズが高まっており、働き口として軽貨物運送業に注目が集まっています。

物流業界全体のイメージとしてドライバー不足による激務や、大型・中型免許を取らなければならないとハードルを上げられがちですが、軽貨物であれば普通免許で運転することができます。経験がなくても始めやすいというのも魅力の一つだと思います。


人々のニーズに合わせて新しく生まれるもの、衰退していくものがある中で、今の世の中だからこそ必要とされている物流業界。

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今後も需要が高まる物流業界で自分らしく働いてみませんか?

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